モーダルシフトとラウンドユースの取り組み

モーダルシフトとラウンドユースの取り組み

モーダルシフトとラウンドユースの取り組み

陸上輸送から内航船輸送へのモーダルシフトにより
CO2排出量 70%削減

昨今の環境問題は物流業界でも大きな問題です。
当社では物流で発生するCO2を削減するため、輸入品・輸出品の主要港と工場間の物流を、陸上輸送から海上輸送に変更(モーダルシフト)しました。
2007年からコンテナ内航船での輸送を開始。現在では年間約8000本(40ftコンテナ換算)を海上輸送しています。
但し、陸上輸送から内航船輸送への変更には大きな投資が伴います。
まず、工場近辺の港までのコンテナのドレージ輸送、ドレージシャーシからのコンテナのリフトオフ作業、クレーンで内航船への積載など。その都度、輸送機材や荷役機材が必要となります。
当社の場合、平成18年のエネルギー使用合理化事業者支援事業(NEDO)の認定を受け、投資金額に対して、一部補助金をいただいての海上輸送の開始となりました。

陸上輸送に比べて、海上輸送は大量輸送になる分、CO2の排出量は大きく削減できます。但し、内航船輸送は上述の通り、陸上輸送に比べて様々な手数が掛かります。これだけのCO2削減ができるにも係らず採用する会社がそれほど多くないことは、手数や投資、経費が掛かることが大きなネックになっています。
そんな中で、当社では輸入コンテナを輸出に利用(コンテナのラウンドユース)することにより、大幅な経費削減を実施し、内航船輸送を維持しています。

独自開発の管理システムによる
ラウンドユース率 75%達成

2007年度より内航船輸送へモーダルシフトを開始しましたが、輸入のコンテナを輸出に利用することにより、更なるCO2削減と経費削減を実現しています。
下記グラフは2007年度から8年間の推移ですが、輸入輸出の実入りコンテナ(貨物が入ったコンテナ)の量はほぼ一定でも、空のコンテナの輸送が大幅に減少していることが分かります。
通常輸入したコンテナは工場でデバンニングした後に、空コンテナを主要港に返却します。また、輸出の際には、主要港から空コンテナを工場へ輸送して、バンニング後に実入りコンテナを主要港へ輸送します。この空コンテナの輸送を削減して、輸出に利用することにより輸送費用は大幅に削減が出来ます。それと同時に空コンテナの輸送自体がなくなりますので、CO2も削減が出来ます。
ダイセル物流では独自のシステムを開発し、コンテナのマッチングを可能にしています。
様々な課題はありますが、ダイセル物流では、今後もラウンドユース率のアップに挑戦して、環境を考慮した物流体制を構築していきます。

輸出入コンテナ数とラウンドユース率の推移

  2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度
空コンテナ 5,262 11,704 10,828 12,050 8,740 5,506 3,468 4,768
輸出入
実入り
コンテナ
6,536 14,132 12,730 15,432 14,262 13,688 12,482 12,156
ラウンド
ユース率
18% 22% 26% 33% 49% 67% 75% 64%
  空コンテナ 輸出入
実入り
コンテナ
ラウンド
ユース率
2007年度 5,262 6,536 18%
2008年度 11,704 14,132 22%
2009年度 10,828 12,730 26%
2010年度 12,050 15,432 33%
2011年度 8,740 14,262 49%
2012年度 5,506 13,688 67%
2013年度 3,468 12,482 75%
2014年度 4,768 12,156 64%
輸出入コンテナ数とラウンドユース率の推移図

『2014年度ロジスティクス大賞・環境貢献賞』を受賞

当社は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が毎年実施しているロジスティクス大賞において、 『2014年度ロジスティクス大賞・環境貢献賞』を受賞し、2014年10月22日に授賞式が開催されました。
ロジスティクス大賞は、ロジスティクスの社会的浸透と、ロジスティクス部門関係者の意識高揚を図ることを 目的に創設され、企業で行われているロジスティクス高度化への取組みとその優れた実績を顕彰するもので、 今回の受賞は、当社が取り組んできた「㈱ダイセルにおけるモーダルシフトとコンテナのラウンドユースによる 環境負荷低減活動」が評価されたものです。

『2014年度ロジスティクス大賞・環境貢献賞』を受賞
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